絶望ニューハーフ~僕と私・間違った性自認~無料試し読みを読んでみて!

無料お試しではニューハーフのお話のみが途中まで読めるようになってるんだけど、多分その部分だけで凄く惹き込まれると思う。

かく言う私がそうだったし、私の場合は昔からずっと気になってたテーマでもあったからっていうのもあるんだけどね(・ω・。)

もうちょっと・・・一昔とか前だったら学校内や家庭内でこういう事が普通だったかもしれないけど、現代だとどうなんだろうね。

男性が強く逞しくいなければならないって言われてたけどさ、いや、それはもちろん今でもそれはそれで頼もしいから好まれてるだろうけど、数年前から「草食男子」って話題になってるでしょ?

 

それだけでも既に男性はひょろっこくなったっていうイメージが定着しつつある訳だよね。

挙句の果ては絶食男子とまで言われる男性が増加してるって言うじゃない!?

それに比例して今や女性の方が強くなってきてるって傾向も相まって、男女が逆転しつつあるって言われてる今の時代。

 

そういうの考えると、誠が小柄で色白で女の子みたいな顔立ちで・・・って今では全然有りなんじゃないの?ていうか寧ろ校内で「王子様」って呼ばれてモテちゃってそうだよねw

今の女の子って、色白で線の細い儚げな男性好きな人多いし。

それくらい昔と今じゃ捉え方も考え方も大きく変わってきてるはずだから、このお話を読んで誠の気持ちに共感できるって人もきっと多いんじゃないかな?

 

個人的に思うのは親からしてみればさ、孫を抱きたいって気持ちは良く分かるんだけど、でもその前にさ・・・無条件に我が子の本当の幸せを願って、応援してあげるのが親ってもんなんじゃないのかなぁ。

例え世間の目が蔑んでも、親だけは味方であってくれよ・・・。

私が親でもしも我が子がそうだったとしたら、あくまで推論でしかないけど私だったら相手が異性か同性かっていう事よりも多分、我が子が悪い人に捕まってやしないかどうかって事の方を優先して考える気がする。

極論だけどね、でもどっちが心配かって言ったらきっと後者。

そのくらい、何か・・・親のみならず家族全員から蔑まされるのって、辛いよ。悲しいよ。

そのシーンが衝撃的過ぎて、凄いモヤモヤっとした(>_<)

そんな訳で、皆さんには是非様々な視点から読んでみて欲しいのです(・・。)

 

 

絶望ニューハーフ~僕と私・間違った性自認~こんな人にお勧めです!

何か凄く考えさせられる内容だったから、ふざけて書けない(^_^;)

っていうのもどうやらこの作品に出てきた全てのお話が、実話に基づいて漫画化されているらしいから、尚更かな。

実際に経験した事がない、と思う内容でも、今後自分が経験する可能性が十分に有り得るお話もあったし、現代における問題提起のようにも取れるテーマもあった。

ニューハーフの話は読んでいて芸能人のKABA.ちゃんを思い出したよ。

あの人は本当に賞賛に値すべきだと思う。

きっと私達では想像もつかないくらいに散々苦しんで、痛い思いも一杯して、だけどそれでもやっぱり女性になりたくて必死になって頑張って、ああやって全国放送でカミングアウトまでして。

 

凄い葛藤だったろうと思うし、そんな姿を見てネット上では色々な人が評価してたよね。

大体は女性だったけど、殆どが高評価!もちろん私もその一人(*^^)/

自分が女である事が当たり前過ぎてつい失念しちゃってたけど、彼女を見て純粋に女である事はとても有り難い事なのだと痛感したよ。男性もまた然り、だけどね。

本編を読むと分かるけれど、誠みたいな選択肢もあったんだろうなっていう事も踏まえると、性同一性障害と同性愛について改めて考えさせられると思う。

この作品は、自分は女もしくは男だしノーマルだけどっていう人も、自分は同性愛者だっていう人も、そして自分は性同一性障害だという人も、みんなに読んで欲しいし、彼・彼女達は決して異種的ではなく、自分達と同じ――人を愛する素敵な人間である、という事をきちんと認識すべきだと思う。

 

お勧めです、というより寧ろ読んで欲しい。

近年、ニューハーフ芸能人が増えている事もあって世間に認知はされてきてるけど、昔の人なんてそれこそ水面下で息を殺して小さくなっていなきゃいけなかった。

バレたら死罪って国も未だにあるよね。

誠みたいにいじめられて疎外されてる人もまだまだ沢山いると思う。

愛した相手がたまたま同性だっただけで、何がいけないんだ?

子孫の事を言ってるんだとしても、異性だってストーカーだとか少子化だとか色んな問題があるじゃん。寧ろ年々増えてるじゃん(-_-)

だったら誠の様に、気持ちを伝えられずに自分の気持ちを押し殺して、そうしてでもその人と繋がっていたくて懸命に自分を偽ろうとする方がよっぽど健気で尊いわ。

性同一性障害、同性愛。もっともっと理解されるべき・・・!

 

 

絶望ニューハーフ~僕と私・間違った性自認~結末はどうなる?

誠はね、本当に健気に頑張るんだよ・・・!

それまでずっと心と体の不一致で悩んで苦しんで、いじめにも遭って家族にも見放されたのに。

それでも必死に働いて好きな人の為に頑張って努力して。

汚れた所なんて微塵もない、本当に素直な可愛い子。

なのに森といい翔といい、なんなんだ!森はまぁごく普通の男の子だったし仕方無い部分もあったかもしれないけど、翔は何なの!?

私がお店のお姉様がただったら殴りつけてやりたいわ(-_-#)

 

うん、でも殴る事こそしなかったけど、誠の過去もひっくるめて全てを知った上でずっと支えてくれた先輩のオネエ様が居て、そのオネエ様の協力もあって誠はまた違った新たな道を歩んでいくのです(´_`)

誠はその後どんな人生を歩んでいくのかな。

今度こそ、今のありのままの姿を受け入れてくれる素敵な彼氏ができて、幸せになってるといいな(*^0^*)

 

因みにこの後、読み切りの短編が複数あってねΣ(・_・*)

てっきり全部ニューハーフの話題なのかと思ってたんだけど、他のはまた舞台や設定が違ってて、そっちもかなり興味深い内容だったわ!

一つはパート先の40代の独身女性が同僚の男性全員に色目を使ってるっていうお話・・・何だそりゃっ(-△-;)

彼女が独身だからまだしも、相手が既婚者でも構わずにってのはいただけないね。

しかも自分のモテっぷりを全開にアピール。同僚のパートさん達も呆れ顔。

そんな中、ある時若くてイケメンな既婚者の男性が入社してきて・・・?っていうお話です!

 

もう一つはこれまたパートのお話なんだけど、リストラされた旦那が働く意欲を無くして、家事も何もしないでおうちでゴーロゴロ。

見かねた嫁が、バイトででも何かしら働いてって言っても、それまで正社員として働いていた男のプライドが許さない。くだらないプライドだわ・・・!

結果的には嫁のパート先でパートとして働く事になるんだけど、これがもうトラブル続き。結局旦那はもういやだああ!と言わんばかりに逃亡してしまうっていう・・・(-△-;)

 

もう一つが、姑と嫁問題。何て現実的な・・・!

これは二種類あるんだけど、片方が「姑が悪い」タイプ・・・もう片方が「嫁が悪い」タイプ・・・どっちの問題にしてもこれって「夫」次第で良くも悪くもなるよね(´・_・`)

嫁が悪い方は明らかにあからさまだからまだ分かりやすいんだけど、姑が悪い方はこれは・・・怖い。こういうのが一番怖いタイプだと私は思う・・・!こんな姑絶対嫌だ(;_;)

嫁姑問題っていつの時代も付き纏う難題だよね・・・。

 

 

絶望ニューハーフ~僕と私・間違った性自認~あらすじまとめ!

中井誠は何処にでもいるごく普通の少年だった。

強いて言うなれば幼少期から小柄で色も白く、女の子と良く間違えられていたくらい――の、はずだった。

中学生になり、思春期を迎えた誠は初恋をした。

同級生の森一樹という―――『男』だった。

自分も男なのに男の人を好きになるなんてどうかしてる。

 

始めは動揺する誠だったが、それでも高鳴るこの気持ちは止められない。

誠は言葉も交わした事のない彼の傍に少しでも居たくて、彼と同じ高校を受験した。

幸運にも彼と共に無事に合格し、その上同じクラスになる事も出来た。

それからの二人の関係は良好で、一緒に帰宅する仲の良い友人になった。

ある日の帰り道、森は誠に冗談めかして言った。

「お前って可愛い顔立ちしてるよな。女だったら告ってたかも。」

 

その言葉が誠の心を掻き乱す。

自分が女だったら、彼は自分の方を振り向いてくれたのに。

自分が男であるという現実に、誠は苦しんだ。

けれど彼にこの気持ちを悟られてしまったら、この関係は終わってしまう。

それが何より怖かった・・・だから、言えなかった。

 

しかし数日後、誠はテレビ番組で目にした『性同一性障害』という病気を知る事になる。

自分は変じゃなかったんだ!

そう安堵し、その時誠は「女の子」になると決意した。

だが、そんな矢先・・・森に彼女が出来た。一つ年下の後輩だった。

誠は悔しさで涙する。

自分が女の子だったら・・・自分が女の子だったら・・・。

森への思いを募らせた誠は、教室に置かれた彼の制服につい手を伸ばしてしまう。

それを目撃したクラスメイトと森。

 

その日から、全てが狂ってしまった。

ホモだ、変態だとクラスの皆にいじめられてしまう誠。それを見て見ぬ振りをする森。

学校を通じて誠の本当の姿を知った家族までも、彼を蔑み、疎外した。

自分の居場所を完全に失った誠は、高校を卒業と同時に家を出る。

そうして独り、夜の街をさ迷い歩いた彼に一人の男性が声を掛けた。

「ねぇ・・・君、仕事探してるの?」

――誠を拾ってくれたのは、ニューハーフクラブでスカウトの仕事していた・・・翔という青年だった。

親身になって誠をサポートしてくれる翔。そんな彼に誠は次第に惹かれていく。

彼の為に自分は本当の女性になろう、と再び決意する。

しかし、そこでも残酷な仕打ちが誠を待ち受けていた―――・・・。

 

 

絶望ニューハーフ~僕と私・間違った性自認~感想ネタバレまとめ。

私は同性愛というものに偏見は全く無い。もちろん嫌悪感も皆無だ。

同性が同姓を好きになる、いい事じゃぁないか・・・!自分が男であれ女であれ、相手が男であれ女であれ、誰かを本気で愛せる事は素晴らしい事だと思う・・・!

・・・ところで、同性愛と性同一性障害の違いとは何なのだろう。

簡単に言うと、どちらも好きになる相手は自分と同性だけど、同性愛は”体と心が一致している。”で、性同一性障害は”体と心が一致していない。”という事だよね?

今回の作品は後者がテーマな訳なんだけど・・・。

性と心が一致しないって、さぞ辛いだろうなぁ・・・。だって、自分の感情と体の造りがちぐはぐなんだよ?

私は異性を好きになるからそうではないけれど、でも、友達に良く「彼氏にしたい。」と言われたりするんだな(-_-;)

 

それだけ、女の子とはまた違った”女性”に対する優しさとか親切だったりするらしくて、そういうのを言われると「自分が男だったらなぁ。男の方がいいなぁ。」と思う事は結構ある。

寧ろ男である方がしっくり来るし、考え方もどちらかと言えば男性寄り。

自分でもそう思う時はあるし、家族にも「性別間違ったよねぇ。」とぼやかれる時もw

ただ、それはあくまで「男勝りなだけ」という枠に括られるものだろうし、実際本当に苦しんでいる方々からしてみれば腹の立つ悩みなのかもしれない。

それは、自分が女である事をきちんと理解しているから。

いや、性同一性障害のかたが理解していないとかそういうのではなくて、”頭では”重々理解しているのに、”心”が全く追いついていけていないという事。

 

私の様に「自分が男だったらなぁ・・・。」という願望ではなくて、「自分は男なのにどうして体が女なの!?」というジレンマが常に付き纏ってるという事になる。

それって残酷だよね・・・自分が望んだ事じゃないのに。生まれた時からそれが当たり前だったのに、周りと違うと分かると途端に自分が変だと認識しちゃう。

作品に出てくる誠が正にそうだけど、全然変じゃないのにね。

彼が恋しちゃった相手や周囲の人からしてみれば誠は異種的なんだろうけど、そんなのは誠の所為なんかじゃない。

 

何が可哀相って、誠の親までそれを非難したんだよ。そんなのあってある?

生んだのはあんたらだろう!と。誠自身が望んでそうなったんじゃないのに、私からしてみたら親の所為じゃん・・・!

我が子ならどんな子でも愛してやれ!我が子が苦しんでんなら理解してやれ!

この親見てたら腹が立ってしょうがなかった。

クラスでもいじめられて、唯一の理解者のはずの家族にまで見放されたら絶望するしかないよね・・・。

結局誠は独りぼっちになって家を出る羽目になって、夜の街で働き始めて。

そのお店に引き合わせてくれた男性に新たな恋をして、今度こそちゃんとした女の子になろうと誠は懸命に頑張るんだけど・・・その先にまた絶望を味わって(;_;)

泣いて泣いて、気持ちがどん底になった誠が凄く可哀相だった。

 

けど、そんな誠をずっと支えてくれてたのが、そのお店の先輩である姉さん達。

同じ境遇だから誰よりも分かってあげられる。血の繋がった家族なんかより、よっぽど。

その人の存在があったお蔭で誠は新たな希望を見つけて、それまでとは違った生き方を選択したんだけど、そうやって苦しみもがきながらも、それでも前を向いて歩いていける誠はかっこいいぞ・・・っ!

男だろうが女だろうが誰かを本気で愛して、その為に努力しようとする純粋なその気持ちって凄く素敵よね(*^^*)