外道の歌 あらすじ、2巻はどうなる?

 

【復讐屋・カモの悲しい過去】

古本屋を営みながら、復讐屋としての裏の顔も持つカモ。

凶悪な犯罪を犯した者に対し、被害者又は遺族の依頼の基パートナーのトラと共に独自の裁きを下している。

何故、カモは被害者に代わってわざわざそリスクを侵してまでのような事をしているのか。

それは彼自身の過去と深い繋がりがあった―――。

彼には愛する妻と子供が居た。

カモは中学生の頃、ある日突然母親を失った悲しい過去を持つ。

それまでそこに当たり前のように居た存在。それがいつまでも続くと思っていたあの頃。

その時のショックからなかなか立ち直る事ができなかったカモは、大人になってから手に入れた家庭を心から愛し、大切にしていた。

 

しかし、カモが仕事で留守の間に―――愛する妻と子は何者かに殺されてしまう。

育児のストレスで料理を殆どしなくなってしまった妻だったけれど、最期は我が子を庇う姿勢のまま亡くなっていたと言う。

幸せな日々が一瞬で崩れ去り、愛した妻と子を永遠に失ってしまったカモ―――。

 

【ここから犯人に対するカモの復讐は始まった】

愛する妻と子を殺した犯人。

警察である叔父から犯人の目星はついていると聞かされたカモは心を震わせたが、彼はその後信じられない言葉を耳にした。

――犯人は警察官僚の息子。

そうであるが故に、警察はなかなか動けずにいる事、何とか”別の奴”を引っ張ってこれないかと画策しているという事。

叔父は何故、わざわざカモにそんな裏情報を教えたのか。

本当のところは分からないけれど、叔父は暗にこう伝えたかったんじゃないだろうか。

警察は動かない。

だから真犯人は恐らく捕まらない。

真犯人を裁くのも野放しにするのもお前次第だ。

 

普通に考えたら、甥っ子に仇をとらせようとするなんて有り得ないよね。

そもそも法的に許されないし、仇をとったところで死んだ者が生き返る訳でもない。今回で言ったらカモの手が汚れるだけ。

仮にも叔父は警察官であって、本来なら復讐しようとするカモを止める側のはず。

だけど、現実的に有り得ない事なんだろうけど、誰であろうと大切な人を殺した犯人が何の裁きも受けずにのさばってるなんて知ったら耐えられる訳がない。

それも何の罪もない女性と幼い子供を無差別に襲った非道な奴なら尚更。

叔父も警察官である前に一人の人間。

可愛い甥っ子の大切な家族を無残に殺した犯人が、法の裁きさえ逃れてのうのうと生きていく事を知っていて何もせずにはいられなかったのかも。

だから敢えて思わせぶりな助言だけ残してその場から立ち去ったのかな。

その時からカモの中に”復讐”という二文字が芽生え、それまで生きた屍みたいになっていたカモが”復讐”という目的の為に立ち上がった瞬間だった――。

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